今回はまず,実技テストの解説と講評を行い, 次に,追試についての説明をする. また,フォロー学習について2点,案内する.
最後に,これまでやってきたことを復習し, 分からない点を確認したり質問したりする時間にする.
情報基礎,計算機実習1を通して,かなり早足で学習してきた. 中にはものすごく大変だと感じる人もかなりいたかもしれない.
が,情報基礎の内容は,社会人としてはごく当たり前の知識とスキルだし, 今後研究室に配属されて研究するのにも必要なものである.
Unixについては,今後の計算系実習・情報系講義や通信実験などで,利用する. また,実社会においてUnixはさまざまなサーバを担う重要なOSとして,世界中で利用されている. このためシステムをメンテナンスしたりコンテンツを更新する際には, Unixの知識とスキルは必須だといってもよいだろう.
後期セメスターからは「計算機実習2」としてpythonを使ったプログラミングの実習が始まる. これはUnix/Windows/MacOSのどれでも使えるような学習方法になると予定している. 自由度が増える分,自分で環境を設定・調整する責任が生じる.
なので,コンピュータに苦手意識を持っている人は, 少しでも操作に慣れるよう,なるべく長い時間, 自PCに触れているように心がけよう.
特におすすめは,一日でも早く,タッチタイピングをマスターすることだ.
※タッチタイプができるようになれば,苦手意識は大幅に薄れる!
すでにTeamsや電子メールで,実技テストの採点の結果の速報値が連絡されていることと思う.
結果から言うと,平常点40点が満点でも不合格になる可能性がある人が多数いる.
そこで,実技テストの追試験をオンラインで実施する.
実技テストの結果は7/30にmanabaで通知する. この結果を自分で判断し,7/31までに申し込むこと.
追試験は,7/31までの事前申込みを受けて,科目チームの 「計算機実習1・実技テスト(追試験)」プライベートチャネルで実施する. (申し込まなければ見えない)
4月からいままで,情報基礎と計算機実習1の学習を行ってきたが,「浅く広く」の学習のため, やはり消化不良の感は否めない.
ましてやこの度のCOVID-19の影響は大きく,みなさんも,私達スタッフも手探りで進んでいるのが現状.
オンラインでの実習も始めてであり,お互いに苦しかったところがあるだろう. しかし,これから計算機実習2,プログラム演習などに進んでいくことを考えると, 情報基礎と計算機実習1の復習,フォロー学習は,非常に大切だといえる.
情報基礎・計算機実習1では次の2つのフォロー学習の工夫を考えている.
※後期の計算機実習2は主担当を植村講師に交代します.副担当は引き続き藤井が担当します.
※植村先生からのメッセージです.
「pythonのインストールに関する指示は,Teams上で後ほどアナウンスしますので,
Teamsのチャネルに登録すると共に,通知に反応できるようにしておいて下さい」
※計算機実習2のチームへは,以下のコードでアクセスして自分で登録してください.
※コードでチームに参加する方法は, ▼▼の通り.
コードまたはリンクでチームに参加する方法 - 計算機実習1ノート
2020-07-28 by KOBORI Satoshi, FUJII Daisuke